前回に引き続き、法月綸太郎を読みました。
一応順番どおりにしたつもりで、前回は頼子のためにまで
今回は
「一の悲劇」
子供が誘拐されて殺される。でもそれは人違いだった。でもその子供は自分が昔浮気していた女性の子供で自分の息子。容疑者は法月と一緒にいたという。そして今度は息子がその母親に誘拐され犯人は愛する妻で自殺してしまう。
「ふたたび赤い悪夢」
綸太郎は頼子の事件から半年経過してもスランプですごく精神的ダメージを受けてる。が「雪密室」で人の弱みを調べだし脅迫して殺された事件にかかわったアイドルが事件に巻き込まれ、解決していく。
「二の悲劇」
仲良しの女性と二人で住む女性が、出張先で昔好きだった人に会い声をかける。でも彼は自分のことをそっちの人だと思って友人の名前でよぶ。そこで訂正ができないために、ややこしくなる。
一緒に住む幼馴染の女性も彼のことが好きで、彼氏ともうまくいってなかった。彼は私だと思ってる?もしそうだったら邪魔なのは?顔を焼かれた死体が発見される。
一方、男性も実は本人でなく、本人は大学のとき自殺し、自分は双子の兄弟だったのだ。彼もまた、本当のことを話せずにいた。
う~~、イライラ。とっとと本当のことを話せばいいのに。
「生首に聞いてみろ」
これが一番おもしろかったかな。
病に倒れ兄弟の関係が良くなったことで誤解が解け、だまされていたことをを知った彫刻家。死ぬ前に作品を作ることが、事件のきっかけになってしまったか。自分は病死し、真実を突き止めようとした娘も殺されてしまう。妻も16年前に保険金目的のために殺されていた。犯人は妻の妹夫婦。姉をレイプし妊娠させ、自分の保険証を貸して産婦人科に行かせ、自殺に見せかけて殺す。そして姉になりすました妹は外国でまた夫と結婚する。
「月の扉」石持浅海
飛行機が三人にハイジャックされる。犯人の要求は石嶺を連れてくること。う~ん、ちょっと宗教チック。カリスマ性のある男性が不登校などの子供のためにお金儲けではなくキャンプをやってる。彼は特別なひとで、みんなから慕われ、子供は改善し戻って行く。
そんな彼は皆既月食のときに「あちら、再生の世界」に連れて行ってくれるというのに不当な理由で逮捕されてしまった。それでは連れて行ってもらえない。
最後に要求どおり彼はくるのに、犯人の一人が殺してしまう。だって彼があちらにいってしまったら、生まれ変わった自分の子供は彼に会うことができない。
最後にあの夜月食をみにいって15人も失踪してる。石嶺が死ぬ直前に月の扉を開けたんだっていうのがあるのよね~。
犯人は結局射殺されちゃうし、こういうのちょっとあんまり好きじゃないかも。
「オロロ畑でつかまえて」荻原浩、小説すばる新人賞受賞。
東北の秘境の過疎の村、牛穴村が舞台。なんとか村おこししようとがんばる青年会。方言がきつくて読みにくかったけど、真ん中当たりからおもしろい展開に。
勝手に恐竜を作って「ウッシー」をでっちあげて、テレビが取材にきたり、でもニセモノだってばれる。
一緒に番組をやってるなかなか結婚してくれない不倫相手を持つ人気ニュースキャスターの女性がここにきて、村の人と結婚しちゃったり。
最後には、村に絶滅したドードー鳥がいたことがわかって。
読み終わるとほわ~ん、おもしろかった、良かったな~って感じでした。
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